Greetings院長あいさつ
当院のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。
当院は1961年7月、松阪市鎌田町に212床(一般病床132床、結核病床80床)の病院として開院いたしました。以後、増改築を重ねて病床数を増やしてまいりましたが、1997年4月に現在の川井町に一般病床440床、診療科23科の病院として新築移転しました。そして、開院60周年の2021年10月には新たに北館を増築し、さらなる病院機能の充実を図っています。
当院は「地域の期待に応え、安全で安心な医療を提供する」ことを基本理念としており、この地域の中核病院として救急医療と急性期医療に取り組んでいます。
救急医療ですが、「断らない救急」を目標に掲げています。現在、松阪地区は夜間、土日祝日の救急は当院、松阪市民病院、済生会松阪総合病院の三病院の輪番制ですが、平日の昼間は適宜、救急隊から受け入れ要請が入ります。当院は原則として全ての救急患者様を受け入れています。年間の救急車受入件数は8,000件余りと地域最多であり、当地域の救急医療の中心的な役割を担っています。さらに、2022年8月には「病院前救急」の充実を図って、県下で初めてドクターカーの運用を開始しました。また、地域で唯一の小児救急二次医療施設として、小児救急には24時間365日対応しています。
一方、当院は厚生労働省の認可を受けた「地域がん診療連携拠点病院」であり、がんの診療には特に力を入れています。県下には「地域がん診療連携拠点病院」が4病院ありますが、松阪・東紀州地区では当院のみです。5大がん(肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がん)はもちろん、肝臓がん、胆道がん、膵臓がん、血液がん、腎臓がん、前立腺がん、脳腫瘍についても専門特化した高度な診療を行っています。また、手術、抗がん剤とともに放射線治療はがん治療の大きな柱ですが、当院はこの地域で唯一、強度変調放射線治療装置および体幹部定位放射線治療装置を備えており、高精度な放射線治療を行っています。
当院はこれまで地域の皆様に支えられ、この地域の中核病院として成立してまいりました。これからも「地域の期待に応え、安全で安心な医療を提供する」という理念を忘れず、地域の皆様に良質の医療を提供できるよう、職員一同、日々努めてまいります。何卒ご支援賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
病院長 田端正己
《略歴》
1986年 3月 三重大学医学部卒業
1986年 6月 三重大学第一外科入局
1994年 1月 亀山市立医療センター外科
1996年 10月 三重大学第一外科 助手
1999年 10月 三重大学第一外科 講師
2005年 4月 三重大学肝胆膵・乳腺外科 講師
2008年 7月 三重大学肝胆膵・移植外科 准教授
2014年 4月 松阪中央総合病院 診療部長
2017年 4月 松阪中央総合病院 副院長
2022年 4月 松阪中央総合病院 院長
《学会資格など》
日本外科学会 専門医・指導医
日本消化器病学会 専門医・指導医・財団評議員
日本消化器外科学会 専門医・指導医
日本肝胆膵外科学会 高度技能指導医・評議員
日本胆道学会 指導医・評議員
日本膵臓学会 認定指導医
日本腹部救急医学会 教育医・評議員
日本外科系連合学会 評議員
日本臨床外科学会 評議員
日本農村医学会 評議員
日本膵・胆管合流異常研究会 世話人
日本胆膵病態・生理研究会 世話人
三重大学医学部臨床教授
Best Doctors in Japan 2016-2017,2018-2019,2020-2021,2022-2023,2024-2025