乳房撮影検査
マンモグラフィマンモグラフィは、乳房専用のX線撮影のことです。
透明の圧迫板で乳房をはさみ、薄く伸ばして撮影します。
乳房全体が写真に写るようにできるだけ乳房を引き出して、均等に圧迫していきます。痛みを伴う検査ですが、がんと正常部分を区別するために鮮明な画像を撮影する必要があります。ご理解とご協力をお願いします。また乳房を薄く伸ばすことで撮影時の放射線の量を少なくするメリットもあります。
通常の検査では1つの乳房を上下と斜めの2方向から撮影します。左右の乳房を撮影しますので4枚の撮影を行います。
当院ではマンモグラフィ撮影認定の資格を有する女性技師が撮影を行いますので安心して検査を受けていただけます。
当院では2020年8月にマンモグラフィ撮影装置の更新を行い、 「FUJIFILM社 AMULET Innovality」 を設置しました。
直接変換方式FPD最小画素サイズ50μmにより、
早期乳がんのサインでもある微小石灰化の描出能を高めました。
また、線質補正を行うISCに、線量低減と高鮮鋭な画像を両立できるFSCを加えることで、さらに約30%の線量低減しても同等の画質であることを確認しています。
受診者の痛みを軽減するための圧迫自動減圧制御(Comfort Comp "なごむね") など、高画質とやさしさを兼ね備えた新しいマンモグラフィ撮影装置を用い、今まで以上に地域の乳癌診療に貢献していきます。
業務内容当院放射線科では、以下の検査・治療を行っております。