中央検査科

細菌検査部門

▶ 1.細菌って?

▶ 2.どんなことをしているの?

▶ 3.細菌検査室ってどんなところ?

 

●細菌って?
肉眼では見えない、または見えにくい小さな生物・微生物のひとつです。 例えば、大腸菌、コレラ菌、乳酸菌などのことです。

●どんなことをしているの?
細菌の中で、人に病気を起こさせる細菌を調べています。 医療問題になっているMRSA(メチシリン耐性ブドウ球菌)も調べています。

インフルエンザウイルス、ロタウイルス、クラミジア、病原性大腸菌0157の迅速検査や、サルモネラ食中毒、結核、MRSAの検査にも対応しています。
現在、院内感染で問題とされているMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)などを調べ、感染管理チーム(ICT:Infection Control Team)に参加することで、院内感染対策にも力を注いでいます。

微生物には、危険なもの(SARSウイルス、チフス菌、病原性大腸菌0157など)が多数存在します。当院では、独自の取り扱いマニュアルに従い、万全の体制の下、安全に検査を行っています。

●細菌検査室ってどんなところ?
現在、2名で細菌検査業務を行っています。 
窓は西側に面していて、毎日鈴鹿の山々を眺めながら業務にあたっております。
 なかなか細菌検査室をのぞく機会はないと思いますので、写真で少し紹介したいと 思います。
 

1. まず、患者さんの身体から排出、摘出された材料(喀痰、尿、便、血液など) を培地(いろいろな栄養をふくませたもの)に接種し、適度な条件のもとで培養し、細菌を増殖させます。
2. そして、増殖させた細菌がどのような細菌であるかを調べ、細菌名を判定し、 その細菌が病気を起こしているのかどうか判定します。
3. さらに、その細菌にはどんな薬(抗生物質)が効くのかを調べます。
 

 

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