診療科・医師紹介

IVR科

診療科について

特色

IVRとはインターベンショナル・ラジオロジー(Interventional Radiology)の略で、「カテーテル治療」「血管内治療」とも言われてきましたが、日本IVR学会では「画像下治療」と呼ぶ事を提唱しています。X線(レントゲン)やCT、超音波などの画像診断装置で体の中を透かして見ながら、細い医療器具(カテーテルや針)を入れて、標的となる病気の治療を行うものです。外科手術のように胸や腹を切らずに、体の奥にある臓器や血管の治療ができ、患者さんの体への負担が圧倒的に少ない特徴があります。

■ 放射線機器紹介

アンギオCT装置
Alphenix skyINFX-8000CとAquilion Prime SP/i Edition
【キャノン】

2023年4月導入!

アンギオCT装置導入

2023年4月に新規導入され、大学病院に次いで導入となる県内で最も新しいアンギオCT装置でIVR-CT装置とも言われている装置です。
本装置では血管造影検査とCT検査が同一寝台で可能となり、治療精度・救命率の向上に寄与しています。IVRは主に局所麻酔で行うため低侵襲かつ短期入院で繰り返し行える利点があり、幅広い患者さんが治療対象となります。2023年9月からは、肺・腎臓・骨軟部腫瘍のラジオ波焼灼(RFA)治療が保険適応に拡大され、医療費の削減も期待され、今後ますますニーズが高まると思われます。
本装置では血管造影検査とCT検査が同一寝台で可能となり、治療精度・救命率の向上に寄与しています。IVRは主に局所麻酔で行うため低侵襲かつ短期入院で繰り返し行える利点があり、幅広い患者さんが治療対象となります。2023年9月からは、肺・腎臓・骨軟部腫瘍のラジオ波焼灼(RFA)治療が保険適応に拡大され、医療費の削減も期待され、今後ますますニーズが高まると思われます。

 

医師紹介

放射線科 担当医師

氏名 中塚 豊真(なかつか あつひろ)
職種 IVR科部長
卒業年次 平成2年 三重大学卒
専門 IVR治療
資格 放射線科専門医、IVR専門医、検診マンモグラフィ読影認定医、放射線診断専門医、日本がん治療認定医機構認定がん治療認定医
コメント 超高齢化社会に向けて、中勢地区地域のみならず、三重県内・外の患者さまへ最先端で高度なIVR治療による低侵襲医療をご提供いたします。