昭和43年12月に東宮の地に南島病院が開院され、44年の歳月を経て平成24年3月に南伊勢町との公設民営、指定管理者制度のもと、南島メディカルセンターとして新しいスタートを切り現在に至っております。
当センターのある南伊勢町では、高齢化・人口減少が急速に進んでいることから、医療・介護・予防・生活を包括的にとらえ、地域の限られた資源を有効に活用することで、町民にとって必要かつ最適な医療・ケアを提供することが求められています。当センターは外来、入院病床、老健施設、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所を有し、在宅リハビリやデイケアを含む総合的な医療と介護サービスの調和・両立を目指しています。 今後は、町立南伊勢病院との連携をさらに深めながら一体的に医療・介護サービスを提供することにより、地域住民の皆さまにとって切れ目のない、より一層安心できるサービスを提供できるものと考えています。
過疎地域における医療・介護サービスをとりまく環境は、ますます厳しくなっており、人材確保にも苦慮する事態となっております。地域住民の皆さまのご理解とご協力なくして地域医療は成り立たなくなってきているのも事実です。私たちは、限られた医療資源のなかで地域住民の皆さまに貢献できるよう、職員一丸となって、医療・介護サービスの向上に日々努めてまいります。
今後とも、ご指導の程宜しくお願いいたします。 |