整形外科

診療科の特色

整形外科はさまざまな運動器(四肢、脊椎)の痛みを対象とします。
日々の生活で生じる四肢関節の痛みに対して、丁寧に診察させていただきます。
脊椎疾患、関節疾患それぞれの専門医が在籍しておりますので、さまざまな症状に対して、専門的に診療が可能です。
また、日常のちいさな怪我から、手術を必要とするような骨折まで、迅速に対応いたします
頚・背中・腰が痛い、膝・肩が痛い、手足が痛い、歩くと足がしびれる、手がしびれるなど、四肢、脊椎の症状でお困りの方は、ぜひ整形外科を受診して下さい。

2021年より、三重北脊椎センターを開設いたしました。
脊椎疾患に対する専門的な診療を行っております。患者様の脊椎がどのような状態か適確に判断し、分かりやすく丁寧にご説明させていただきます。十分にご理解いただいた上で、治療方針を決定していきます。手術が必要な場合でも、症状に応じて、できる限り低侵襲な治療を心がけています。

 

 

診療内容

当科ではこんな病気について診察・治療します。

骨折・外傷全般、手・指・足の切断、脱臼、ねんざ、突き指、靭帯損傷
腰部脊柱管狭窄症、頚椎症性脊髄症、椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化症
脊椎すべり症、頚椎症、腰痛症、坐骨神経痛、脊椎分離症
スポーツ障害、肩関節周囲炎、肩腱板損傷、膝の靭帯損傷、膝半月板損傷
ばね指、手根管症候群、関節炎
関節リウマチ、骨粗鬆症、骨腫瘍、軟部腫瘍、大腿骨頭壊死
変形性膝関節症、変形性股関節症、変形性肘関節症
【外来での検査・治療】
単純X線、CTスキャン、MRI、関節造影、骨塩定量、血液検査
投薬、局所・関節注射、静脈注射、装具療法、ブロック療法リハビリテーション
可能な場合には、伝達麻酔、局所麻酔にて日帰り手術
【入院での検査・治療】
入院が必要な検査・ブロック
全身麻酔、脊椎麻酔が必要なときには入院の上、手術を行います。
四肢、脊椎の痛みのため、自宅での生活が困難な場合など、入院のうえ、精査加療を行います。

整形外科で手術を受けられる患者さんへ

日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究について

研究機関   三重北医療センター いなべ総合病院  整形外科
研究責任者  相田 直隆(院長)

このたび三重北医療センター いなべ総合病院整形外科では、運動器の病気で入院・通院されていた患者さんの診療情報を用いた研究を実施しております。この研究を実施することによる患者さんへの新たな負担は一切ありません。また、患者さんのプライバシーの保護については法令等を遵守して研究を行います。
あなたの試料・情報について、本研究への利用を望まれない場合には、担当医師にご連絡ください。

担当医師

相田 直隆
(院長)
出身大学:名古屋市立大学
卒年度: 昭和62年 
専門領域 ●脊椎 ●関節 ●小児整形
専門医など ◇日本整形外科学会認定整形外科専門医
◇日本整形外科学会認定リウマチ医
◇日本リハビリテーション学会登録医
◇日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
◇日本医師会認定産業医 
◇義肢装具等適合判定医
◇名古屋市立大学医学部臨床教授
◇リウマチ財団登録医
◇医学博士
近藤 章
(整形外科部長)
(三重北脊椎センター長)
出身大学:名古屋市立大学
卒年度: 平成16年
専門領域 ●脊椎
専門医など ◇日本整形外科学会認定整形外科専門医
◇日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
◇日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医
◇日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科専門医
◇医学博士
水野 祐一郎 
(医員)
出身大学:名古屋市立大学
卒年度: 平成28年
専門領域 ●整形外科一般
専門医など ◇日本整形外科学会認定整形外科専門医
菅沼 峻一郎
(医員)
出身大学:宮崎大学
卒年度: 平成30年
専門領域 ●整形外科一般
専門医など ◇日本整形外科学会認定整形外科専門医
山本 乾人
(医員)
出身大学:愛知医科大学 
卒年度: 平成31年
専門領域 ●整形外科一般
専門医など  
岡 直樹
(医員)
出身大学:藤田医科大学 
卒年度: 令和元年
専門領域 ●整形外科一般
専門医など  
伊藤 佑亮
(医員)
出身大学:高知大学
卒年度: 令和3年
専門領域 ●整形外科一般
専門医など  

診療実績

実績項目   令和4年4月~令和5年3月実績
脊椎 88 頸椎 22
    胸椎 2
    腰椎 64
上肢・手 164 肩関節鏡視下腱板縫合術 3
下肢 121 人工膝関節置換術 39
    人工股関節置換術 25
    膝関節鏡視下手術 24
外傷 442    
小児 38    
腫瘍 0    
       
合計 853